2007年JAFCA秋冬レディスウェアカラー
2007年 09月 14日
2007年JAFCA秋冬レディスウェアカラー
カラーテーマ「謎めいて魅せる」
・・・Be・witching
なかなか面白い言葉ですね。
★Bewitch
・・・これは魅惑する、うっとりさせる
★witch
・・・魔女
この二つの意味を組み合わせています。
メンズウェアに続いて、レディスでも混沌とした世の中の流れを示唆していたようなカラー提案が並んでいます。既に秋物ファッションのショッピングをされた方もいらっしゃるでしょうか?ウィンドウのカラーリングはいかがでしたか。でも今年はメンズが黒天使で、レディスが魔女って?どういうことなんでしょうね。
「カラーパレットの特徴」
①魔女の黒(ウィッチブラック)
まず最初の提案、テーマ色の黒は、メンズと同様に*ブラキッシュカラーですね。
魔女というと、真っ黒いマントを身にまとい、先の尖った帽子をかぶった姿を思い浮かべてしまいますが、この秋冬ではシルバーやゴールドなどメタリック色、また素材的に光沢のあるものを使うことによってニュアンスに変化が出てきています。
*ブラキッシュカラー・・・遠目には黒に見えるけれど、近寄るとわずかに色みが感じられる色。(=ベリーダークカラー)
②艶っぽい(アモラス)
魅せる色として、「円熟した、ぜいたくな」といったイメージワードが当てはまるのでしょうか。このパレットの2段目を見ると、深みのあるDp(ディープトーン)がきています。
また高級素材に見られる濃厚であって素材の良さから感じられる鮮やかさというのがポイントになってくるのではと思います。
③霧に包まれて(ビフォグド)
昨年の秋冬はオーラ・・・包まれてきわだつというテーマでした。今シーズンは霧に包まれるというイメージは、カラードグレー(色みをもつグレー)として重要でしょう。
以前からずっとベージュやグレーは定番のようにあって、今年春夏にもグレージュとしてありましたが、色みを感じられるグレーは明るいものから暗いものと明度段階を感じます。
④パウダーの(パウダリー)
女性らしさをプラスさせる淡いパステルカラーはふわっと包まれるかんじをイメージしているのでしょうか。
⑤偽装(カモフラージュ)
カモフラージュと聞いて、少々分かりませんでしたが、カモフラージュは「迷彩色」からきているのでしょう。カラーパレットを見ると、アースカラーの流れでブラウンやオリーブが入っています。
さてメンズのところでもお話したように、今年は「静」から「動」のシャープな動きを意識しているようですね。、黒にシルバー&ゴールドが加わったブラキッシュカラーが加わり、また素材には光沢感が台頭してきました。またコントラストを強める方向にもあるようで、カラードグレーには明度段階、カラフルで鮮やかな色にも注目されるトレンドになりそうです。
*********
さて今年の秋にはどんなおしゃれをしましょう。
深まりつつある秋、実りの秋、芸術の秋、ちょっと秋色に染まって美術館でも出かけてみようと思っています。食欲の秋という方もいらっしゃるでしょうか?(笑)
どんな場合でも私達の身を包む色というのは心身ともに影響を与えるものです。
先日、あるセミナー会場で、似合う色と心理的に求めている色の相互性について質問をされました。
もちろん双方が必ずしも一致するものではありませんが、パーソナルカラーをよく認識した上で
心理的に求める色を探っていかれたら良いと思います。
また流行色についてお話しましたが、流行を追うことばかりをお薦めしているわけではありませんので、ご承知ください。皆さんが日々目にする色、少しでもなるほどなって感じていただければ嬉しいです。
また別途機会があったら街のファッションリポートしてみたいと思います。
カラーテーマ「謎めいて魅せる」
・・・Be・witching
なかなか面白い言葉ですね。
★Bewitch
・・・これは魅惑する、うっとりさせる
★witch
・・・魔女
この二つの意味を組み合わせています。
メンズウェアに続いて、レディスでも混沌とした世の中の流れを示唆していたようなカラー提案が並んでいます。既に秋物ファッションのショッピングをされた方もいらっしゃるでしょうか?ウィンドウのカラーリングはいかがでしたか。でも今年はメンズが黒天使で、レディスが魔女って?どういうことなんでしょうね。
「カラーパレットの特徴」
①魔女の黒(ウィッチブラック)
まず最初の提案、テーマ色の黒は、メンズと同様に*ブラキッシュカラーですね。
魔女というと、真っ黒いマントを身にまとい、先の尖った帽子をかぶった姿を思い浮かべてしまいますが、この秋冬ではシルバーやゴールドなどメタリック色、また素材的に光沢のあるものを使うことによってニュアンスに変化が出てきています。
*ブラキッシュカラー・・・遠目には黒に見えるけれど、近寄るとわずかに色みが感じられる色。(=ベリーダークカラー)
②艶っぽい(アモラス)
魅せる色として、「円熟した、ぜいたくな」といったイメージワードが当てはまるのでしょうか。このパレットの2段目を見ると、深みのあるDp(ディープトーン)がきています。
また高級素材に見られる濃厚であって素材の良さから感じられる鮮やかさというのがポイントになってくるのではと思います。
③霧に包まれて(ビフォグド)
昨年の秋冬はオーラ・・・包まれてきわだつというテーマでした。今シーズンは霧に包まれるというイメージは、カラードグレー(色みをもつグレー)として重要でしょう。
以前からずっとベージュやグレーは定番のようにあって、今年春夏にもグレージュとしてありましたが、色みを感じられるグレーは明るいものから暗いものと明度段階を感じます。
④パウダーの(パウダリー)
女性らしさをプラスさせる淡いパステルカラーはふわっと包まれるかんじをイメージしているのでしょうか。
⑤偽装(カモフラージュ)
カモフラージュと聞いて、少々分かりませんでしたが、カモフラージュは「迷彩色」からきているのでしょう。カラーパレットを見ると、アースカラーの流れでブラウンやオリーブが入っています。
さてメンズのところでもお話したように、今年は「静」から「動」のシャープな動きを意識しているようですね。、黒にシルバー&ゴールドが加わったブラキッシュカラーが加わり、また素材には光沢感が台頭してきました。またコントラストを強める方向にもあるようで、カラードグレーには明度段階、カラフルで鮮やかな色にも注目されるトレンドになりそうです。
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さて今年の秋にはどんなおしゃれをしましょう。
深まりつつある秋、実りの秋、芸術の秋、ちょっと秋色に染まって美術館でも出かけてみようと思っています。食欲の秋という方もいらっしゃるでしょうか?(笑)
どんな場合でも私達の身を包む色というのは心身ともに影響を与えるものです。
先日、あるセミナー会場で、似合う色と心理的に求めている色の相互性について質問をされました。
もちろん双方が必ずしも一致するものではありませんが、パーソナルカラーをよく認識した上で
心理的に求める色を探っていかれたら良いと思います。
また流行色についてお話しましたが、流行を追うことばかりをお薦めしているわけではありませんので、ご承知ください。皆さんが日々目にする色、少しでもなるほどなって感じていただければ嬉しいです。
また別途機会があったら街のファッションリポートしてみたいと思います。
by color-cona
| 2007-09-14 18:08
| 流行色