もえぎ色って?・・・萌木色 ・ 萌黄色 ・ 萌葱色
2007年 03月 20日
一周年お祝い気分のピンクから、今日は「もえぎ色」についてお届けしましょう。
もともと「もえぎ」ということは、「木の芽が出てくる」という意味です。
ですから木の芽が出ている時の状態なので、古くは(貞丈雑記による) 「萌木」と書きました。
ところが、木の芽を思い浮かべてみてください。目の前に「明るい黄緑」の綺麗な色が広がりますね。現在では、「萌黄」と書くのが一般的になりました。
やはり「萌黄色」と書く方が多いでしょうか。
そしてその色は、「強い黄緑」(strong yellow green)、ちょうど上の写真のような黄緑でしょうか。菜の花の黄色よりは、もっと葉の色の緑が混じったかんじです。
じつは「もえぎ色」にはもう一つ、「萌葱」と書く色があります。そう「ねぎ」(葱)です!
アオネギが土から地上に出ている部分の色なんですね。この「萌葱」も「萌黄」と一緒に扱うことが多いですが、考えると「ネギの青い部分の色」は濃いですね。
正確には「萌黄色」と「萌葱色」は違うというわけです。
(⇒カラーカード参照)
「暗い黄みの緑」(dark yellowish green)という事になります。
☆皆さんは、唐草模様の風呂敷、ご存知でしょうか?
「萌葱色」の地色に白く染め抜いています。日本の伝統的な染色の一つでしょう。
それではここで「萌黄色」の世界を散歩していただきましょう。
北九州市小倉南区の「増渕ダム」です。
この赤い橋が素敵なアクセントになって、すがすがしい空気が広がってくるようです。
写真出典:北九州詩的写真集(恵花さん)より
もともと「もえぎ」ということは、「木の芽が出てくる」という意味です。
ですから木の芽が出ている時の状態なので、古くは(貞丈雑記による) 「萌木」と書きました。
ところが、木の芽を思い浮かべてみてください。目の前に「明るい黄緑」の綺麗な色が広がりますね。現在では、「萌黄」と書くのが一般的になりました。
やはり「萌黄色」と書く方が多いでしょうか。
そしてその色は、「強い黄緑」(strong yellow green)、ちょうど上の写真のような黄緑でしょうか。菜の花の黄色よりは、もっと葉の色の緑が混じったかんじです。
じつは「もえぎ色」にはもう一つ、「萌葱」と書く色があります。そう「ねぎ」(葱)です!
アオネギが土から地上に出ている部分の色なんですね。この「萌葱」も「萌黄」と一緒に扱うことが多いですが、考えると「ネギの青い部分の色」は濃いですね。
正確には「萌黄色」と「萌葱色」は違うというわけです。
(⇒カラーカード参照)
「暗い黄みの緑」(dark yellowish green)という事になります。
☆皆さんは、唐草模様の風呂敷、ご存知でしょうか?
「萌葱色」の地色に白く染め抜いています。日本の伝統的な染色の一つでしょう。
それではここで「萌黄色」の世界を散歩していただきましょう。
北九州市小倉南区の「増渕ダム」です。
この赤い橋が素敵なアクセントになって、すがすがしい空気が広がってくるようです。
写真出典:北九州詩的写真集(恵花さん)より
by color-cona
| 2007-03-20 07:20
| 色彩講座