オーロラの魅力と不思議
2007年 01月 16日
オーロラの世界・・・空に浮かぶ光のカーテン
色彩の話を通して今までも虹や夕日などの話を取り上げてきましたが、いろいろなところで「オーロラ」にも興味があるとの声を聞きました。
私も以前よりオーロラの色彩はどんな影の舞台が繰り広げられているのだろう?と思っていました。 旅行会社を通りかかっても、アラスカ行きのオーロラツアーなどもあったり、オーロラファンの多いことに気付かされました。
☆「オーロラ写真館」のご協力で下の素晴らしい写真をご紹介することができました。ここに感謝申し上げます。中学時代からオーロラにあこがれて、ずっと夢を追い続けていらっしゃいます。今年の初めにもアラスカへ行かれていたそうです。
オーロラはどこで発生するの?
太陽系の中で、オーロラは「大気をもつ惑星」に現れるのです。もちろん地球にもですね。
オーロラは、アラスカやカナダ、北欧、南極の「寒いところ」で見られると皆さん思っていらっしゃったでしょう?私も寒くて空気が澄んだところじゃないと見られないのね、と勝手に思っていましたが、正確に言うと違うのです。
オーロラが発生する領域=「オーロラオーバル」があって、その領域が北極周辺、南極周辺だということで、「オーロラを見られる地域が寒い」というわけです。
☆オーラルオーバルはリング状になっています。常に形や大きさ、場所を変化させているらしいのです。
オーロラの正体はいったい何なの?
オーロラの光は、虹とは全く違うのです。虹は以前にもお話したとおり、太陽の光が雨上がりなどに空気中の水がプリズムの役割を果たし分光されるということでした。
ところが、「オーロラは大気中の酸素原子や窒素原子に電子が衝突して発光する光」なのです。その発光させる電子はどこからやってきているのか?なんですが、それは太陽からということです。難しい言葉で言うと、「荷電粒子(プラズマ粒子)としてやってくるということです。非常に宇宙的で科学的な話になりますので、この発光するしくみはまた別途という事に致しましょう。
オーロラの色
オーロラの正体が分かったところで、まずオーロラの色が興味深いですよね。
虹は一般的に七色と言っていましたが、オーロラの映像や写真を見ても虹のように色彩が多色ではないと思っていました。
☆オーロラは、「赤、緑、ピンク、水色」が基本的な色のようです。ではその色の違いは?というと、発生する空の高度によって違ってくるそうです。
オーロラが見える空の高度
写真で見ても、オーロラが目の前に現れているように見えてすぐそこに手でつかめそうですよね。でもオーロラが発生している空は「100~400km上空」つまり飛行機が飛んでいる領域よりずっと上ということになりますよね。
だから空が綺麗に晴れていないと私達の目で見えないということです。
☆データ出典:「オーロラのしくみ オーロラが空に浮かぶ世界・・・遊造」より
皆様、いかがでしたか?神秘的なオーロラ、夢を運んでくれるオーロラ、その仕組みに少しメスを入れた形になりましたが・・・私は科学的に調べてみると意外に興味深いと感じました。
別の機会にオーロラに触れていきたいと思っています。
では最後にまた夢の世界へお連れしましょう。
色彩の話を通して今までも虹や夕日などの話を取り上げてきましたが、いろいろなところで「オーロラ」にも興味があるとの声を聞きました。
私も以前よりオーロラの色彩はどんな影の舞台が繰り広げられているのだろう?と思っていました。 旅行会社を通りかかっても、アラスカ行きのオーロラツアーなどもあったり、オーロラファンの多いことに気付かされました。
☆「オーロラ写真館」のご協力で下の素晴らしい写真をご紹介することができました。ここに感謝申し上げます。中学時代からオーロラにあこがれて、ずっと夢を追い続けていらっしゃいます。今年の初めにもアラスカへ行かれていたそうです。
オーロラはどこで発生するの?
太陽系の中で、オーロラは「大気をもつ惑星」に現れるのです。もちろん地球にもですね。
オーロラは、アラスカやカナダ、北欧、南極の「寒いところ」で見られると皆さん思っていらっしゃったでしょう?私も寒くて空気が澄んだところじゃないと見られないのね、と勝手に思っていましたが、正確に言うと違うのです。
オーロラが発生する領域=「オーロラオーバル」があって、その領域が北極周辺、南極周辺だということで、「オーロラを見られる地域が寒い」というわけです。
☆オーラルオーバルはリング状になっています。常に形や大きさ、場所を変化させているらしいのです。
オーロラの正体はいったい何なの?
オーロラの光は、虹とは全く違うのです。虹は以前にもお話したとおり、太陽の光が雨上がりなどに空気中の水がプリズムの役割を果たし分光されるということでした。
ところが、「オーロラは大気中の酸素原子や窒素原子に電子が衝突して発光する光」なのです。その発光させる電子はどこからやってきているのか?なんですが、それは太陽からということです。難しい言葉で言うと、「荷電粒子(プラズマ粒子)としてやってくるということです。非常に宇宙的で科学的な話になりますので、この発光するしくみはまた別途という事に致しましょう。
オーロラの色
オーロラの正体が分かったところで、まずオーロラの色が興味深いですよね。
虹は一般的に七色と言っていましたが、オーロラの映像や写真を見ても虹のように色彩が多色ではないと思っていました。
☆オーロラは、「赤、緑、ピンク、水色」が基本的な色のようです。ではその色の違いは?というと、発生する空の高度によって違ってくるそうです。
オーロラが見える空の高度
写真で見ても、オーロラが目の前に現れているように見えてすぐそこに手でつかめそうですよね。でもオーロラが発生している空は「100~400km上空」つまり飛行機が飛んでいる領域よりずっと上ということになりますよね。
だから空が綺麗に晴れていないと私達の目で見えないということです。
☆データ出典:「オーロラのしくみ オーロラが空に浮かぶ世界・・・遊造」より
皆様、いかがでしたか?神秘的なオーロラ、夢を運んでくれるオーロラ、その仕組みに少しメスを入れた形になりましたが・・・私は科学的に調べてみると意外に興味深いと感じました。
別の機会にオーロラに触れていきたいと思っています。
では最後にまた夢の世界へお連れしましょう。
by color-cona
| 2007-01-16 08:17
| 色彩講座