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by 幸せ探しのセラピストAkemi

伝統色・・・古代衣装に包まれて

伝統色「日本人に生まれて」・・・現代にみる染めの美しさ
お正月を前にお着物の準備をされている方も多いかと思い、色にたずさわる者として色の原点として、日本人の染めの文化を今日はお話してみたいと思います。

日本の「染めと織りの文化」は、この国の財産ではないでしょうか。日本着物はもちろんのこと、のれん、風呂敷、手ぬぐいなどに、折にふれ「ああ~~日本人なんだ」と感じられることもあるでしょう。千年の歴史のなかで、受け継がれてきたものですね。

明治以降、西洋文化が取り入れられすっかり西洋文化に染まってしまったように思われがちですが、今また染と織りの美しさや素晴らしさは私達日本人にとって誇りに値するものと見直されています。

現代では着物を日常的に着る人が少なくなってきました。それでも七五三、成人式、結婚式には日本人のよさを見直したい、そんな気持ちが蘇りますね。ここで「伝統の色」が長い歳月に渡り日本のわびさびとその色彩の素晴らしさを伝えてきたことを少しお話したいと思います。

期せずして「大奥」も皆様の興味の対象となる見事なお着物、全て手刺繍の着物で1億円もの衣装代とのことですね。
江戸時代の風呂敷や手ぬぐいのお話はまたの機会におはなしするとして、今日は染の歴史を彩る着物についてお話したいと思います。

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染めの歴史に花ひらいた日本の染色、まずは赤色「紅花」について

6世紀頃に中国から「紅花」とその染色方法が伝わりました。やがて「赤」の染色に革命が起きます。それ以前は「茜」で染めていたため、くすんだ赤でした。ところが「紅花」のお蔭で鮮やかな赤を染めることに成功したのです。以後、紅花を鮮やかな紅の濃染めにできるようになったのは平安時代でした。その後、染色技術も発達して、多様な色彩をつくり出せるようになったのです。

「襲ねの色目」(*また次回説明致します)にも分かる様に、複数の色が衣装に再現されて、季節感や個性的な美しさを表現していました。そのなかにも「紅梅襲(こうばいかさね)」「紅葉襲(もみじかさね)」などその組み合わせは200種類もあったと言われています。

ここで「茜」について補足すると。
「茜・・・あかね」 有史以前より日本に自生していたと言われています。
赤に染まることは、「紅」より前に知られているとのこと。
「茜さす」という枕詞、学校でも古文の時間に習いましたよね~。
朝焼けなどの赤い空を意味していました。

茜は四枚の葉を持っていて、根に赤い染料を含んで、昔は川べりによく自生していたらしいのです。

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ここで一つご紹介したいのですが・・・
私は婚礼衣装として、夫の家に伝わる古代衣装をお色直しに使いました。
今は手元にないのですが、その時の赤の色目が今でも心に残っています。
この「赤」がどんな染色のものか? 色彩に係わるものとしてとても興味があり、また手元にないことが残念に思っております。

これから結婚披露宴をお考えの方にはとてもお勧めする古代衣装、日本人の肌の色、目の色、髪の色、そして文化にはしっくりくるものがあり、長い人生大変想い出に残るものと思っております。

☆下の写真は実際に私が○○年前に実際にお色直し致しました「古代衣装」です。
この赤の染色の詳細がわからないのですが、とても心にのこる赤の印象が今の私の貴重な想い出になっております。


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お正月に和服をおめしのご予定の皆様がいらっしゃると思い、少し和服の素晴らしさをお伝えしたいと思いました。
今では作れない色がない時代ですが、その反面なかなか作れなかった色があった古い時代を想像してみてください。
「伝統色」というのは奥ゆかしい色をかもし出しています。
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by color-cona | 2006-12-26 22:52 | 色彩講座